日々の切れはし

平穏で静かで小さな発見がある。一見何と言うことはないこんな日々を積み重ねると人生というタペストリーが織り上がる。小さな日々の切れはしを誠実に積み上げていくことこそが幸せ。そして幸せになるための工夫、幸せのための時間を確保するための効率化、努力を精一杯。

夏服は4着に。

 ミニマリストOUTポイントトップの方のブログを連日読むうちに

「いいなぁ、少ない服で暮らしたい」と痛切に思うようになりました。

読むとどんどん服の断捨離が進みます。

本日売りに出した服をのけたら、とうとう、夏服は4着だけになりました。

以前の記事で春夏物8着でした。

 

minshika.hatenablog.com

 

このうち2着は全く同じものです。

じゃ、3着まで減らせるのでは、と考えようなものですが、このそっくりそのままの2着を毎日交互に着ているのでに減らせないのです。

 

4着とは

SiSiSi comfort リネンロングワンピース (ブラック) 2着

mina perhonen choucho ワンピース (ブルー)

yoshie inaba ワンピース (ブラック)

 

 SiSiSiを毎日普段着として交互に着て、おでかけはmina 、かしこまった席にはyoshie inabaを着ます。と、あら不思議、4着で足りるのです。

 

 正確にはSiSiSiのワンピース、生地が柔らかすぎて何度ものお洗濯に耐えられずあちこちほころんでします。丈も長いので自分で裾上げしました。袖は開きすぎて脇が少し見えるので、羽織物がいります。このため、マーガレットハウエルユニクロのカーディガンを1着ずつ保持しているので実は6着なんだけど。(タイトル詐称あり?)

SiSiSiの生地がもう少し強ければ、あるいは袖が空きすぎていなければいらないのにとして4着。sisisi、着やすくてこれを毎日着ていても飽きません。

 

 それ以外の夏物はすべて売りに出しました。

mina perhonenの昨年11月に開かれた2018SS予約会で予約したtanpopoのワンピースもそれにあわせたカドルバッグもワンピースに合わせて購入したマーガレットハウエルのカーディガンもすべていらないカテゴリーに入ってしまいました。

妄想ショッピング(自分の服をすべて出して、お店で買いたい服を順番にクローゼットに戻していく)では第一位に輝いたtanpopoのワンピース。なぜ残らなかったかは、サイズと重さです。予約会では〇〇zapに行く前だった私。試着用は38サイズしかなく、少し胸囲やアームホールがきつかったので、40サイズを予約しました。それから減量したので、サイズが合わなくなってしまったのです。

好きな柄だし、はじめて予約会で購入した服だし、とがんばってみましたが、今度は刺繍が入った布地なので重くて。手放すことにしました。

 重いという点では、MHLのワンピースも手放しました。これは昨年デザインが気に入って購入して、あまり着ていないことに気づき、一度zozoの下取り買取アイテムに出したのですが、思い直して下取り価格を支払って取り戻したにも関わらず、やはり重い、デザインの襟まわりが大きすぎる(サイズ)で、手放しを。

絶対いると思ったものがいらなくなる事態になりました。

 逆に売ろうと考えていたのに復活したのがchouchoのワンピース。これも予約会で1着だけ試着するのも勿体ないのでついでに試着して気に入ったものでありましたが、1度目に着たとき○○zapで「ミナですね」と注目、2度目は百貨店の店員さんにも、3度目はあまり親しくないママともに話かけられ、コミュニケーションが上手くいく服に。また学校の行事も着ていき(この時も話かけられる)、いつの間にかコミュ重視で、気軽に着られる服No.1に。ボタンで前開きなので、すとんと着るワンピースばかりの中、役立っています。

 

 4着になった今、本当に私が必要な服とは、家で交互に毎日着る2着、ちょっとしたお出かけ着1着、フォーマルな1着であることがわかりました。

夏服、すっきりしています。過不足もありません。

しかしsisisiの生地の弱さがね、もしかしたらsisisiでほかのワンピースが出たら買いなおしてしまう可能性もあり、まだ落ち着かない状況ではありますが。

 

直感のままに その後

 昨日の記事の結果です。

住民税を払い終えたまでは記載したのですが、

とうとうすべてやり終えました。直感のままに。

 

ただただ住民税をナナコで払うために作ったセブンプラスカードを解約し、ついでにナナコカードも解約(ポイント少しあったが、もうカードをもっているのが嫌)。

 

そして、色あせたワンピースとともに、宅配買取に服と小物40点余り出しました。

購入総額、、、60万円ほど(ひぇー)。

買取価格はいくらつくのでしょうか?

今回初めて購入総額を買取希望用紙に記載してみました。(ちょっとイロつけてほしい)。

3カ月交互にほぼ毎日着たワンピース以外、ほとんど新品同然。

新品同然のほとんどは、ミナペルホネンと少数のSI-HIRAI。

どうしてあんなに魅力的に見えるのでしょう?

どうして(ほぼ似合わないのに)買ってしまうのでしょう。

 

買取にズバッと出して、洋服ダンスかなりすっきりしました。

ざっと数えたら、秋冬物も合わせて16着になりました。

夢の20着を下回った。

 

もう一度ロッカーを見なくても覚えている。

春夏物

1、MHL ノースリーブワンピース

2、マーガレットハウエル リネンカーディガン チャコール

3、マーガレットハウエル リネンカーディガン イエロー

4、ミナペルホネン tanpopo ノースリーブワンピース

5、ミナペルホネン chocho ワンピース

6、ブラックフォーマルワンピース

7、sisisi comfort ワンピース

8、sisisi comfort ワンピース

 

秋冬物

9、マッキントッシュロンドン ロングコート

10、Danser ダウンコート

11、Beams ダウンジャケット

12、ポルテデプトン トレンチコート

13、homspun タートルネック

14、universal tissu タートルネックセーター チャコール

15、universal tissu タートルネックセーター ブラック

16、カシューマシュー ロングキュロット

(コート類多いな)

 

1は2と合わせる。

3は4と合わせる。

どちらもノースリーブなので。

7と8は全く同じ物で同じ色。丈が長いので自分でつめて、袖口も開きすぎるので自分で縫い付けて自分仕様にしてしまっているので、もはや売りに出すことはできない。でもとっても快適。毎日交互に着ています。

ミナペルホネンとMHLがよそ行き用かな。

秋冬物は今後見直すとして、春夏物はこれで行きます。

 

と、すっきりしていたのに、売るために値段を調べていたら、ミナペルホネン、スツール出すんだもん。いつもいい色合いはすぐ売り切れとなるのに、見つけたのが早かったのか、全色購入可能。ああ、速攻でポチりました。一応欲しかったグリーンで、スツールの足も合わせやすいホワイトにしました。

 

 

 

直感のままに

 悩んでいることがある。

直感と頭で考えていることが真反対な事である。

1つ目は、住民税の支払い。

今年は総額22万円になる。手元には、メルカリのIPO抽選で外れた30万円がある。即金で支払うことができる。しかしカードでチャージしてナナコで支払えばポイントがつくというシステムがある。昨年はそれで支払った。楽天カードでチャージしたので、楽天ポイントがついた。しかし楽天カード明細の迷惑メールが来るようになり、楽天カードを解約した。今年はセブンカード(だったか?)をこのために新しく作った。

 しかし、ナナコにチャージは1回5万円まで(だったか?)、22万円を払い切るには何度もチャージしなければならないし、1回5万円までチャージすると、2回目までに期間をあけなければならないし、セブンイレブンで残高照会(だったか?)しなければレジで支払うこともできない、3段階ほどステップを踏まなければならない。おまけにカードチャージなので、実際の支払いは次月か次々月となる。

ポイントはつくかもしれないけれど面倒くさい。

即金で1年分支払ってしまって、カードを解約したい。

ポイント:頭で考えている事。

現金で全額支払い:直感である。

 

 2つ目は服のこと。

 いらない服をリサイクルショップに買い取ってもらおうとしている。段ボールに詰めている途中だが、ついこの間まで来ていたワンピースが色あせている。ネイビーとカーキの2着を購入し3カ月ほど毎日交互に着ていたからだ。ウエストで結ぶ好きなデザインであり、袖丈、着丈がぴったりであった。秋冬服もかなり処分しているので、正直、秋が始まって長袖で着られる服はこのワンピースのみである。そしてなじみのブティックで購入した。今度秋服を買うときにこのワンピースを着ていけばブティックは喜ぶだろう、他の場所で購入した服を着ていくとなんだか機嫌が悪いブティックである。

しかし、色あせているし、秋になってもう一度この服を着たい気持ちが起こらない気がする。

頭:秋になって着る服がないし、また秋服で散財してしまうかもしれない。今度ブティックに行くときに着ていくものがないよ。このまま置いておこう。

直感:色あせたワンピースがハンガーにかかっているのがもはや嫌だ。秋になったら好きな服を買ったらいいじゃん。それに友達だからといってブティックの機嫌をとるのはどんなものだろう。

 

数日前までは頭で考えていることを実行しようと思っていた。

が、たまには直感に従ってみるのもいいかもしれない。

直感のままに動いたらどうなるのか、頭であれこれ計算せず、やってみようと思う。

 

3時間後。

早速銀行でお金を下ろして、速攻ローソンで全額払いました。22万2100円。

ローソンの店員さん、いつも仕事が早い人に当たってサクサク終わりました。

スッキリした〜。

そのあと、乱暴な運転の車二台に道を阻まれて、電車1本乗り損なったけど、無事済んだのでよかった。

 

理想の家

 いつも通る道に新しい家が建った。

ずいぶん長く工事をしていた。

窓ガラスに張られた内幕がなかなかとられずにいた。

平屋でロフトがある作りだった。

 

 さて、我が家が現在ある地域は、新興住宅地だ。

小中学校からほど近い。山を切り開いてつくった新しい街だ。

けれど大量家屋ということもなくほどよく小さい。

近くに山に囲まれた公園があるし、本来なら静かで自然に恵まれた土地だ。

 

 しかし、うるさいのである。

何がうるさいのか、、、。子供である。

いい人ぶれば子供が騒ぐのに目くじらを立てるべきではない。

しかし、昨今の、あるいは近所の子供たち、親もひっくるめて6時以降暗くなるまで騒ぐ。7時ともなれば夕ご飯なんじゃないの?6時から普通遊ぶ?

公園があるのになぜ家の前の道路で遊ぶ?

一軒家なので風通しがよく窓も多い、だから外の声はだだ聞こえ。

 

近くに畑を借りている。

別に畑仕事は好きじゃないが、なんとなく無農薬の野菜にあこがれた。

我が家のすぐ近くなので人が入ってくるよりはとかなり広い面積を借りている。

そこにも子供や大人が入ってくる。

大体は遠慮しているのかほぼ入ってこないのだが、やはり何人かは虫取りなどに無断で入ってくる。

 

高い買い物をしたのに(支払ったのは主人だが)、静かな環境ではなかった。

 

子供たちはいずれ大きくなるだろう。年頃になれば外で遅くまで遊ばないだろう。

しかし、それまで何年?

自分の子供はとうに大きくなって外では遊ばなくなった。

近所はまだまだ小さい子がたくさんいる。つい最近も小さい子連れ家族が引っ越してきた。

 

話変わって、新しい家である。

その家がオープンハウスをしていた。

建て主さんの希望は猫と暮らせる終の棲家というリクエストだった。

すみずみまで配慮された理想的な家だった。

吹き抜ける風が心地よく、なんといってもお隣はパーキング、お迎えは違う方向を向いていて玄関の開け閉めに時に目が合わない。(うちは、真向かいに家が建ち、あろうことか玄関のドアがほぼ真向かいなのだ。)。ロフトは猫部屋になっていた。

 

こんな静かな家にすみたい。

これから理想の家を考えていこう。家は環境が第一なんだなと購入して思った。

まず風水上よいとされる土地がよい

東に河、あるいは道路、北は山あるいは高い建造物、西にはにぎやかな場所民家、南は広く見渡せて前に建造物がない。

です。

現在の我が家、東はよし、南は最悪(買ってから前に階段がたった)、北も最悪(すぐ後ろが民家である)、西は壁(これが北だったら)。

本来東と南は満たせるはずだったのに。です。

 

不思議と反省と決意

 ここ数日いろいろ思うことがあり、心に留めておいた方がよいかとも思いましたが、書くということは決意にも通じ、願いが叶いやすくもなるので、書くことにしました。

以前の決意(服20着、今後はお洋服を買わない決意)などは破片になってしまったので今一つこのブログに書くのも、と思いましたが、昨年の目標貯蓄額を達成できたのを見て(自分は書いたことを忘れていた)やはり書くことは大事と思ったので書きます。

(長い前置。全文はもっと長くなる予感)

 

さて、今年書いた決意といえば「3年以内に資産1億円」でした。

年金や保険も含めてツギハギで良いので「1億円」です。

 

 夫の稼ぎだけで生活して、自分の給与はすべて貯金してきた方のブログを最近ずっと読んでおりました。もうすぐ1億円貯まりそうです。自分の給与をすべて貯蓄というのは考えたことがなかったので、かなりフムフムと思いました。結婚してからこの考えであればさぞかし貯まったでしょう。仮にバリバリに働いているときはスーツなどいるので(部下になめられないように?時計・バッグなんかもいいものをもつ必要があると思っていた。しかしあの頃は部下の方がいい時計してたなぁ。)使ったとしても会社を辞めた後は、可能であったのでは。

 辞めてから4年の消費金額を合計してみました。やめて5年ほど経っているのですが1年目は家計簿をつけていなかったので、4年です。(今年の5月まで含む)。

合計はなんと2200万円でした。桁は間違っていません。小さなマンションなら購入できる金額です。いや、手持ちのお金を加えれば、今遺産相続でもめている両親の土地を買い上げて親戚に相続分を渡せる金額です。大学まで出してもらった両親に本当の恩返しができる金額でした。自分たちの老後資金がありますのでやるかどうかはともかく、いざとなったら一肌脱げる金額でした。

さらに年々1.2倍ずつ使う金額が増えているのです。

2200万円のほとんどは服飾費です。着物に目覚めてからはかなり散財。つらい仕事を辞めたのだから、好きな服を思い切り買ってみよう、時間をかけて買い物してみよう。と思ったのが運の尽きだったのかもしれません。知り合いにブティックを経営している人がいたものですから、店に行くと一度に10万円は使っていました。ブランド物ばかりと思われるかもしれませんが、今手元にある服は、ブランド物でもなく着心地のよい20着程度。これから更に売るために減らしますから、14,5着程度になるでしょう。

時計はカルティエエルメスティファニーももっていますが、いずれも主人に買ってもらったものです。2200万円の中には含まれません。ロレックスともう1つのカルティエの時計は自分で買いましたが売ってしまい手元にはありません。バッグもブランド物はグッチのバンブーが1つあるだけです。それも主人に買ってもらいました。

こうなると一体何に使ったのでしょう?ということになります。

 いい例が最近のことです。今年の初めに大正や昭和の古い帯留めに狂いました。ヤフオクで何個も落札しました。近くに古物商がないのでオークションしかありません。それも10万円越えの値段から平気でスタートする出品者から落札しました。その出品者のものが一番きれいですてきに見えたのです。また高値からスタートするので落札をめぐって何度も入札しなくてもよかったからです。これに比して現代物の帯留めは安価に感じました。古い帯留めを落札する一方で、現代作家ものの帯留めも何点か購入しました。好きな作家ですと、新作が出るや否やオンラインショップで購入するを繰り返しました。勢いで集めた所で、余り使い道がないことに気づきました。花や鳥の帯にあわせ帯留めとつけたりするという粋なことをしたかったのですが、古い帯留めを通すには一、二分の帯締めでなければならず、お太鼓を支えるには不安定(私の場合)。ならばと半幅帯によく付けていましたが、正式な場面ではお太鼓ですので、使う機会が限られました。がんばって劇名やお芝居にちなんだ帯留めをつけたりしていましたが、いずれも一人で観劇していたため、完全に自己満足の世界だということに気づきました。よってこの5月に何点かめぼしいものを売ることにしました。合計の購入金額は77万円。売値は5万円でした。72万円を溝に捨てたことになってしまいます。

なので2200万円の内、売りに出したお金も含まれていますが上記のような結果で、手元にある服飾類はわずかでお金だけ減ったという恐ろしいことになりました。

不思議というのは別のことで(長っ)。こんなに着物を買っても帯留めを買ってもあるいはミナペルホネンというブランドがありますがそのものを買っても、これ以上いいものをたくさん持っている方がいるということでした。

着物はそうかもしれません。嫁入り道具やらありますからね。比べるのも着物の先生だったり着物ブログの常連さんだったりしますから。

しかしミナペルホネンの予約会にいって何着も購入されている方や、さらっと10万円以上もするそのシーズンのコートを着ている方を見たり、オンラインショップで瞬く間に売れていくワンピース(7万円以上します)を見ると、一体みなさんどれだけお持ちなのかと思ってしまいます。もしかしたら好きすぎでお給料をかなり使っているのかもしれませんね。

あるいは、着物方面ミナペルホネン方面とあれこれ手を出したのでどこでも中途半端に使ってしまったのかもしれません。

不思議というのは、こんなに服飾費を使った私でも買えていないのに、あの高価なミナペルホネンを何着も買う方、それも毎シーズン。

 こんなにも服飾費を費やした私ですが、そのブログを読ませていただき、自分の地軸が散財から貯蓄に向きに変わりました。ゴロっと自分の地面が動く感じです。

 

 さてもう一つ自分の地軸をゴロっと変わらせてくれたブログの記事があります。

ミニマリストランキングで上位にいらっしゃる方です。最初のブログの方もそうですが、ブログのリンクを貼ってもよいのですが、コメント欄がなくお伝えもできませんので、勝手に貼らずにぼんやりと書かせていただいております。)

50才近くなると何を着てもあまり変わらない。服に頼るのはもう終わりというような記事です。私自身「50才からの目線」などという副題を付けているにも関わらず、そんなこと思いもしなかったのです。ゴロっと変わりました。そして腑に落ちました。

 買っても買っても服に満足せず、着物ならと着物熱に浮かされたのは、いつか私を最高にきれいにすてきに見せてくれる服が着物があるに違いないという思いでした。おそらく。服を買う前に頭の中に浮かぶイメージ。完璧、これならすてき。あるいは着物。劇は桜と狐なので、桜の着物に、帯留は劇にちなんだ狐ですよ。誰か気づいて。

あな、おそろしや。

しかし現実はちょっと太っちょの50過ぎのおばさんで、誰からも振り返られもしない。(着物のときは自分が気恥ずかしくて振り返ってほしくない)

 これでやっと、今年秋冬のミナペルホネンのスカートを思いとどまることができました。ルックでとてもかわいくモデルさんが来ていました。このスカートにおそろいの生地のカドルバッグを合わせよう。スカートとバッグを合わせているなんて何て素敵、だと思っていたんですがね、私が着るとゴテゴテにしか見えなかったでしょう。ふーっとわだかまりが抜けました。ありがとうございます。

 

して資産1億円に向かってひた走る気持ちになりながら、まだカドルバッグを諦めきれない私なんですが、資産1億円をめざす方のブログには、スーパーで見切り品を買うという節約が書かれていましたので、さっそく見切り品を買ってみました。キャベツが30円でした。今までこんな節約できていたら。

これからもう少し読み進み、資産1億円を目指していきたいと思います。

 

 

 

バッグが買えない

 壮大な貯蓄計画を書いた後だが、本日の買い物のことを少し。

買う物というのは縁やめぐりあわせ、流れがあるんだと思う。

 

オーチバルのトートを私にしては珍しく半年ほど愛用していた。店頭で一目みて購入し同じ店で購入した皿を入れて帰ってきた。すぐにバッグとして役に立ったのである。

オーチバルのグレーのトート。2色使いではない方のグレー1色のもの。

オーチバルとしては5代目。ストライプ大、アイボリー大、アイボリー小、アイボリー×グレー小の後の全部グレー大である。

2色使いだとカジュアルだが、1色だと学校でも歌劇でも〇〇zapでも違和感がない。大なのですぽすぽ入る。

半年も使えばくたびれてきた。季節が変わり、もう少し明るい色に代えようかなと思っていた。

 モールで初代のオーチバルを購入した店で買おうと思っていた。前日見た時は全色そろっていたのでいろいろ持ち比べてぴったりのを買えるからだ。

 〇〇zap終了後ランチを取りモールへ。ランチは4F、目指す店は2Fだ。このモールは下の階に降りるのに進行方向と逆に取り付けられたエレベータに乗らねばならない。乗ってまず3Fについた。小さなお店に人がぱらぱらと集まっていた。見ると「閉店セールですべて50%OFF」の文字。オロビアンコの商品を取り扱っていた。

今まで一度も入ったことはないが(だから閉店なのか?)50%OFFには釣られる。

ちらっとみたポシェットも軽量でいい感じ。しかしスナップ留めがないのが気に食わず店内へ。まずショーケース内のピンクの小銭入れが目に留まる。これの色違いのブラウンを以前愛用していた。その時はピンクと迷って汚れが気になるのでブラウンにしたが、店頭にあるのはピンクの1点のみ。50%OFFならと考える。すかさず店員が丁寧に「気になるものがあればお出ししますよ」と近寄ってくる。一度断って店内を見まわしたがやはり財布が置いてあるショーケースにもどり、ピンクの小銭入れと隣にあったコンパクトそうな財布を出してもらう。店員は他の財布も2、3種一緒に出してくれた。

見比べた瞬間、ピンクともう一つのコンパクトな財布の購入を決意。ずっとカードが1枚きりしか入らない小さな財布を探していた。

会計もスムーズで(前の人が商品を迷っており順番が繰り上がった)カードのポイントも使えた(何気なく出したカードにポイントが貯まっていたのだ)。すべてが買うべくして買えたかのような一連の出来事であった。

さて、もともと向かっていた2Fの店はさらに1階おりて反対側である。あまりにスムーズに財布が購入できたので、もう行くのはやめようかと思ったが、初志貫徹で何とか向かう。オーチバル、全色そろっていると思っていたが、比較しようとしていたアイボリー×グレーはなかった。あとはあった。

今まで店内はがらんとしていて店員もすぐ近づいてきたのに、今日に限って、2名いる店員はどちらも接客中であった。ふと見ると違う形のバッグが目に入る。グレーという色が気に入っていたので、形をかえようかと思い直した。そのバッグは一番上の棚にありすぐには手がとどかない。近くの店員は、おばあさんと孫らしき人があれこれ服をあてている人に接客中。バッグを見つめていてもだれも近寄ってこない。しかたがないので、バッグを見たいのだがともう一人の店員に尋ねた。一番上の段で店員でも届かない。おばあさんの相手の店員は男性でその人にとってももらう。今までとは違う形も試し買ったのでもったがいまいち小さい「小さいですね、今まではこちらの(と自分のを見せ)グレーをもっていて、そろそろ違う色に買い替えたくて」と女性の方の店員に話かけたが「はい、コンパクトです」と目を合わせず、今まで相手をしていた客が試着を終えたらしく、さっと戻ってしまった。

バッグをおろしてくれた男性店員はおばあさんの接客に戻っている。

「忙しそうなのでやめます」と言って、店を出た。

だって、あんまりな対応でしょ。

かくして買える運命にあるものは買えるし、買えないものはいつまでも買えない。

お財布も買ったし、お金を貯めるんでしょ。だったら今のお気に入りのオーチバルを使い続けなさい、というメッセージにも思えた。

自己満足の果ての浄化

 着物狂いであった。

1つ前のブログで、「今の着物で十分だ」という記事を書いたにも関わらず、

先週着物、帯、帯締め、日傘を購入した私。

全部セットで全部合うように。

それにつける帯留も昨日ポチっとしたばかり、あろうことか、その帯留に合う帯締めも選んでもらうようお店にお願いしてしまった。私としてはお願いするにはしたが、合う帯締めがないと断ってほしいと今は思っている(メールでの問い合わせなので)。着物通を気取りたいだけだったかもしれないから。

 

さて昨日1つの野望であった着物でピアノ発表会があった。

着物でピアノを弾きたいがために立てた目標であったが、子供と連弾でお茶を濁すつもりが、着物では連弾しないと拒否にあい、止む無くソロをすることになり、「さくら」なので桜柄の着物をオークションで落札し、2カ月で曲を完成させ、本番に臨んだ。

 

 ピアノが好きなのか、着物で発表会に出たい気持ちが強いのか、完全に後者である。

ピアノは好きである。けれど着物に似合うがために選んだ曲は、苦手なオクターブ同時弾きや和音やペダル踏みがたくさんあって、練習してもある程度までしか上達できない事が予想できた。加えて連弾もした。(その時はワンピースに早着替え。本当は黒の帆船の帯もリサイクルで購入してパイレーツオブカリビアンを弾く予定であったが)。

 

本番、ペダルが草履で踏めない場面もあったが、何とか年の功で誤魔化し、それなりに仕上げた。連弾も何とかなった。

 

着物は偶然ママ友の友達(ややこしい)にも褒められ満足であった。

 

しかし、この一連の行動。

桜柄の着物でさくらさくら幻想曲を弾くという行為は、「自己満足」以外何者でもない。

私は、人とは一風変わったことが好き、である。専門知識や技術が好きである。

最近まれにしか見ない着物を着る一風変わったところ、着付けができるという専門性(私は獣医師という専門職の極みの資格持ちである。使って仕事をしたことはないけれど)に、ピアノを弾くという技術の味付けをする。

本当に、ただただ自己満足だ。

 

自己満足の昇華の次は何がくるというと浄化であった。

本日は快晴で、私の心も風が吹いているのですよ。

そして浄化作用のように、着物もピアノも、「もういいかな」と思い始めている。