日々の切れはし

平穏で静かで小さな発見がある。一見何と言うことはないこんな日々を積み重ねると人生というタペストリーが織り上がる。小さな日々の切れはしを誠実に積み上げていくことこそが幸せ。そして幸せになるための工夫、幸せのための時間を確保するための効率化、努力を精一杯。

洋服4着の境地

 前の記事を書いてから1か月以上空いてしまいました。

その間いろいろ書きたいことはあったのですが、もやもやと固まらず、浮かんでは消え、または書いてしまって下手な達成感があって志半ばになりたくない(貯金とか洋服の数を減らすとかありました)という気持ちで、書くまでは至っておりませんでした。

 

 しかし、この夏に夏服4着まで減らしてから、今でも4着のままなので更新しようと思います。

 

minshika.hatenablog.com

本当に4着しか要らなかった、というのが正直なところです。

 

  お勤めを辞め、ほとんど家に引きこもり、会うのは家族とペットたち。

たまの食事会やら買い物にはそれこそよそ行き用の1着を着ればよく、それも究極のよそ行きではなく、中途なよそ行きで事足りてしまう。

すると、フォーマルな1着は本当は必要なく、3着でいいのかもしれないけれど、いざという時のための保険というか。残しておいたフォーマルな長袖のジャケットはおそらく子供の近々の卒業式で着ると思います。なのでその下に着る半袖のフォーマルワンピースは残している。

 

わたしの夏の4着は

黒ワンピース同じ物2着

中途なよそ行き mine perhonen chocho ワンピース

フォーマルな黒ワンピース

です。

これを進めると秋冬もおそらく4着でいける、か、コート類を足しても少量ですむ。

本日春夏秋冬を合計して21着でした。

目標としていた20着まであと1着でしたね。

何が要らないのだろう?

 

この秋は

黒の長袖ワンピースほぼ同じ物(全くの同じものが購入できなかった)2着

中途なよそ行き dahl'iaのブラックウォッチのワンピース 1着

までは決まっていて、

黒のブラウス

チェックのガウチョパンツ

で行けそうです。

ガウチョは売ったものを買い戻した。

まだ、中途ですが、本当に4着ってすっきりで、自分の要るものが明確にできて、よかったです。

 

カバンも1つでよい。

 

本日アトリエナルセの秋冬物があちこちのネットショップで出始めました。

昨年までなら、絶対ポチっとした手ごろなカバンや秋のソックス、もしかして買うのを検討したかもしれない黒のロングブラウスなんかを、全く買わずにいれた

というのも本当にうれしいです。

 

洋服に関しては、要る要らないがかなりはっきりと決断できるようになったと思います。

 

その代わり、全く着物の断捨離は進んでおらず、本日もあろうことか、着物の上に着る「ひっぱり」と呼ばれるものを2色あるのを選びきれずに両色とも注文し、毎日悩んで見る内に、ついでに帯まで欲しくなり購入してしまった、体たらくなのです。

 

着物も減らして減らして、増やしに増やした和ダンスを最後は一個にする予定。

それまでは、飽きるまで持ち続けるしかないですね。

一度ずつ着たら手放せるのだろうか、(全く袖を通していない着物や帯がある)。

 

 着物は「コーディネートの妙」というものがあって、合わせるまでわからないし、意外なものが合ったりするし、合わなくてもそれなりに着物という迫力で着れてしまうということがあって(私見)、なかなかすっきりと手放せなかったりします。

 

バースディ

 朝 喫茶店らんぷでモーニング

卵トーストを頼んだ後、モーニングお代わり。シナモントーストを食べる。

自治会の仕事

頼んでいた帯と帯飾りが届く。誕生日おまけは奈良土産。

ランチは子供がペスカトーレボンゴレスパゲティを作ってくれる。

JP シェルネアイスエディション ハーフを空ける

慌てて着物に着替える。

午後 宝塚宙組エストサイドストーリー観劇

宙組特別25ansを友達の分まで購入、併設ホテルでお寿司。

ホテルでお祝いの花束受け取る。

子供は先に帰り、ダンナとバーでカクテルとレーズンバター。

タクシーで帰り、イチゴショートともう1本アイスエディションをコーラで割って飲む。

これだけしたらもう十分でしょ。

WEST SIDE STORY 前夜

 明日は、宝塚歌劇宙組の「WEST SIDE STORY」観劇。

レナード・バーンスタイン生誕100年にてWEST SIDE STORY上演されています。

これよりのちも、フェスティバルホールで開かれる佐渡裕氏(バーンスタイン最後の弟子)のWEST SIDE STORYシネマティックコンサートも聴く予定にしています。

 レナード・バーンスタイン、年バレですが(いや、すでにブログタイトルから年バレ)、大学生の時に亡くなりました。オケ部の、当時人気のあった先輩が「バーンスタイン死んじゃったよ」と嘆いていたのが鮮明に思い出されます。

 WEST SIDE STORYは青春の曲集でもあります。

高校時代のブラバンで、熱狂的なバーンスタインファンの顧問の先生の選曲で演奏することになりましたが、何せ楽譜が難しい、リズム取れない。で苦労に苦労を重ねた挙句に助っ人を入れたにも関わらずイマイチな出来栄え。

 青春の汚点と思いきや25年たって「君たちには難しいと思ったけど、あの頃は若かったんだろうな」と顧問の先生と飲んだ時に告白されました。難しさと先生の情熱で、情熱が勝ったんだろうな、と今にしては思います。

あの時は変拍子やら裏拍子やら、果ては最初の指パッチンまでできなくて練習して、嫌でたまらなかったのに、若い脳は曲を鮮明に覚えていました。

 映画も見たことはなかったけれど(シネマティックオーケストレーションで初めて観るかも)、曲は懐かしくて懐かしくて。

あのどうしようもない高校時代に、演奏しておいてよかったと思います。

当時、青春なんてこれっぽっちも思わなかったけれど、毎日練習する部活が嫌でたまらなかなったけれど、正しく「青春」だったんだなと30年たって思います。やっておいてよかった。

その通りだ。

 大好きな、そしてあまりに有名なブログ「着物カンタービレ

朝香さんの言葉が心に深くささったので、引用させてください。

 

「自分で洗うことができない着物や帯は、その後のメンテナンスを考えたりすると諦めがち。

でも、今の自分は今しかないのです。来年の自分は今の自分よりも若くない。

 

なので、絶対に着たほうが良い♪」

 

ですよね、

昨年誂えた夏着物、シワになりやすく汚れがつきやすく、アレをもう一回着ると、着るたびに、クリーニングに出さなければ、と二の足を踏んでいた。

着物を着ると、風変わりな人と思われる?家族でのおでかけに家族から反対される?など、自分で自分にダメ出しをしていたけれど、朝香さんの言葉で力を得る。

開き直って着たらよいのだ。

着物を着ることは、好きである。

ただ、着物を着るのは、私の場合、気合いがいります。

 

朝香さん、二度までも一緒にお写真と言えなかった。今度こそ。

すずめ

 はてなブログでは1年前の記事を振り返ってみませんか?

と1年前の記事のURLが届くサービス?がある。

ランダムに来ると思っているけれど法則はあるのかもしれない。

 

で、1年前あたりの7月23日では、保護した雀を放した記事であった。

1年前は、雀を放しても何のことはない気候であったのだろうか?この連日の猛暑。今年なら秋まで待ってしまいそうだ。

 

そして雀である。雀好きは合いもかわらず、最近みつけた清課堂さんのオンラインショップで、雀の根付を買った。ちょうど1年後のこの時期である。

そして本日も雀のお香立てを購入した。

「笹に雀」という垂涎のお香立てである。一目ぼれで、載せるお皿も一緒に購入した。

清課堂さんは、オンラインショップで注文するとすぐ対応してくださったので、こちらもすぐ届くだろう。

検索するとこちら笹に雀のお香立ては人気で、京都に来るやいやな即買いの人もおられた。

ついでに、今年傘寿の父(卯年)のためにうさぎのお香立てと、喜寿の母にかめの根付を注文した。母の午年のものはなかったので「うさぎとカメ」に合わせた感じである。

まさにうさぎとカメのような夫婦なのでよいかもしれないと一人ほくそ笑む。

こうお祝いできるのはありがたいと思う。

株で時計を買ってみる

  タイトルを補足すると、「株の売買益と配当金で高級時計を買ってみよう」ということになる。高級時計なんてタイトルに使うと俗っぽいので(すみません)、簡単に書いてみた。また「買ってみる」としているのは、現在は達成せずこれからという未来形である。

 ここに1株3500円の株がある。実力的には4000円である(簡単に書いている)。100株単位で売買可能なので、1000株購入すると、350万円である。これが1株4000円に値上がりすると、粗利50万、配当金は年間160円の高配当。1000株あれば16万である。値上がり+配当金で66万円。手数料、税金もろもろをざっくり引くと50万ほどは手に入ることになる。

 一方ほしい時計である。カルティエ パンテール SM スティール 、お値段は44万2800円(今現在)。上の計算では、350万あれば、高級時計が手に入ることになる。もちろん、株価の上昇と配当金が支払われるまでじっと我慢の子でいる必要はある。

 

 発端は、手持ちの時計である。カルティエのあるコンビの時計(すでに発売完了)を最近ほぼ1年ぶりに使用した。その前の年は未使用。その前の年に1回使用1年ぶりに使用、ということは、1年に1回以下の使用頻度である。値段の割にはこの使用頻度、悪いけど手放すことにした。大好きなメーカーのスペック最高にも関わらず何だか気に入っていない時計とともに。手放して得た金額は26万5千円であった。

 これに最近服買取で得た9万1千円を合わせて35万6千円である。あと9万ほど足せばパンテールが購入可能になる。高級時計の普段使い(雑誌に毒されている?)は、やはり私の場合シルバーだ。カルティエの公式サイトをみつめてこのパンテールを選んだ。「よし買うぞ」と思ったところで、

タカネの花」という漫画を読んだ(放映予定のドラマとは別物)。

 すごく簡単に書くと。500万貯めて外車に乗る人と、原価償却のためにベンツを(しぶしぶ)乗る人の話が書かれている。500万貯めて車に使いあとはすっからかんで高級外車をのるか、数年おちのベンツを減価償却を計算しならがら買い替えて乗るかという人の差である。前者は一般人、後者は大金持ちである。前者は車に満足しているが、その満足感を得るためにお金はなくなった。

  ここでパンテールという満足感を得るためにお金を使ってしまうのは、前者ではないかと思った、愚かである。(おそらく)。

このまま買うのはやめることにした。

で、44万2800円を得る方法を思いついたのだ。

 

果たして購入できたかどうかは、ブログに報告しようと思っている。

そのぐらい決心しないと待つ時間がいるので。

 

 

 

 

夏服は4着に。

 ミニマリストOUTポイントトップの方のブログを連日読むうちに

「いいなぁ、少ない服で暮らしたい」と痛切に思うようになりました。

読むとどんどん服の断捨離が進みます。

本日売りに出した服をのけたら、とうとう、夏服は4着だけになりました。

以前の記事で春夏物8着でした。

 

minshika.hatenablog.com

 

このうち2着は全く同じものです。

じゃ、3着まで減らせるのでは、と考えようなものですが、このそっくりそのままの2着を毎日交互に着ているのでに減らせないのです。

 

4着とは

SiSiSi comfort リネンロングワンピース (ブラック) 2着

mina perhonen choucho ワンピース (ブルー)

yoshie inaba ワンピース (ブラック)

 

 SiSiSiを毎日普段着として交互に着て、おでかけはmina 、かしこまった席にはyoshie inabaを着ます。と、あら不思議、4着で足りるのです。

 

 正確にはSiSiSiのワンピース、生地が柔らかすぎて何度ものお洗濯に耐えられずあちこちほころんでします。丈も長いので自分で裾上げしました。袖は開きすぎて脇が少し見えるので、羽織物がいります。このため、マーガレットハウエルユニクロのカーディガンを1着ずつ保持しているので実は6着なんだけど。(タイトル詐称あり?)

SiSiSiの生地がもう少し強ければ、あるいは袖が空きすぎていなければいらないのにとして4着。sisisi、着やすくてこれを毎日着ていても飽きません。

 

 それ以外の夏物はすべて売りに出しました。

mina perhonenの昨年11月に開かれた2018SS予約会で予約したtanpopoのワンピースもそれにあわせたカドルバッグもワンピースに合わせて購入したマーガレットハウエルのカーディガンもすべていらないカテゴリーに入ってしまいました。

妄想ショッピング(自分の服をすべて出して、お店で買いたい服を順番にクローゼットに戻していく)では第一位に輝いたtanpopoのワンピース。なぜ残らなかったかは、サイズと重さです。予約会では〇〇zapに行く前だった私。試着用は38サイズしかなく、少し胸囲やアームホールがきつかったので、40サイズを予約しました。それから減量したので、サイズが合わなくなってしまったのです。

好きな柄だし、はじめて予約会で購入した服だし、とがんばってみましたが、今度は刺繍が入った布地なので重くて。手放すことにしました。

 重いという点では、MHLのワンピースも手放しました。これは昨年デザインが気に入って購入して、あまり着ていないことに気づき、一度zozoの下取り買取アイテムに出したのですが、思い直して下取り価格を支払って取り戻したにも関わらず、やはり重い、デザインの襟まわりが大きすぎる(サイズ)で、手放しを。

絶対いると思ったものがいらなくなる事態になりました。

 逆に売ろうと考えていたのに復活したのがchouchoのワンピース。これも予約会で1着だけ試着するのも勿体ないのでついでに試着して気に入ったものでありましたが、1度目に着たとき○○zapで「ミナですね」と注目、2度目は百貨店の店員さんにも、3度目はあまり親しくないママともに話かけられ、コミュニケーションが上手くいく服に。また学校の行事も着ていき(この時も話かけられる)、いつの間にかコミュ重視で、気軽に着られる服No.1に。ボタンで前開きなので、すとんと着るワンピースばかりの中、役立っています。

 

 4着になった今、本当に私が必要な服とは、家で交互に毎日着る2着、ちょっとしたお出かけ着1着、フォーマルな1着であることがわかりました。

夏服、すっきりしています。過不足もありません。

しかしsisisiの生地の弱さがね、もしかしたらsisisiでほかのワンピースが出たら買いなおしてしまう可能性もあり、まだ落ち着かない状況ではありますが。