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日々の切れはし 〜50才からの目線〜

平穏で静かで小さな発見がある。一見何と言うことはないこんな日々を積み重ねると人生というタペストリーが織り上がる。小さな日々の切れはしを誠実に積み上げていくことこそが幸せ。そして幸せになるための工夫、幸せのための時間を確保するための効率化、努力を精一杯。

人生フルーツ 

 偶然が偶然を読んだ日。

直観や流れに従うと望んでいたことができた日でした。

「人生フルーツ」という東海テレビが制作した映画を見てみたいと思っていた。

高蔵寺ニュータウンの設計者で自らが設計し高度成長の波にもまれあらがい自身の設計した町作りがなされなかったがために設計した土地に住んだというお話です。

 ふっと1駅遠くの映画館のある駅のコープで買い物をしようと思いつきました。電車に乗り映画館付属のカフェでくつろぎ地下のコープで買い物をしたあと、駅に戻ろうとしたとき、映画館の今日の上映映画の広告が目につきました。

「人生フルーツ」、上映は1日たった1回12時から。

時計は11時半、ちょうど間に合います。

すぐ帰ろうと思っていましたがこの機会に映画館へ。

スムーズにチケットを購入でき、20分の待ち時間は近くの違う喫茶店へ。

流れに従っていたのに、唯一この喫茶店だけがミスでしたが。

(以前行ってイマイチだったのに、イマイチだったのを確かめにいってやっぱりイマイチだった。常連さんが大声で話す喫茶店は好きではない。)

 

人生フルーツ。

驚くことがたくさん。

設計者は東大卒で敗戦時マッカーサーを出迎えた人の一員だったし、奥さんは200年続く造り酒屋の一人娘だった。以下箇条書きでの感想。

・90才で建築家さんは亡くなるがその死に顔を結構長く撮影していたこと。

草刈りをした後昼寝してそのまま亡くなったそうなので、その眠るような自然な死に顔に撮影者は打たれたのかと思う。

・奥さんはご主人が亡くなられた後も、普通にご主人の分の和食の朝食を作り、遺骨に備えていたこと。そのそばで奥さんは朝食のパンを食べていたこと。(和食ではない)

・奥さんは「(主人に)きちんとしたものを食べさせ、きちんとした服を着せると巡り巡って自分に還ってくる」というようなことを言っていて、そのおかげでご主人は天寿を全うできたのだと思う。手作りの料理が大事ということの再確認。

高蔵寺ニュータウンに家を建てたと知っていたが、土地を300坪も購入していたこと(そこで自給自足の生活がされていた。庭にはたくさんの果実、野菜がとれる)

・野鳥の水飲み場の鉢がとてもすてきだった。鳥が水浴びしたり、水を飲んだり。

・山を削って作った新興住宅地に反対し、雑木林を家に作れば近所も雑木林だらけになると信じたが時代の流れから周りに雑木林は増えなかった。しかし高度経済成長期にあえて考えられた自然の地形を生かし、風が流れて緑が豊富な原案は40年めぐって今とても支持される図案になっていると思う。

 

 

 

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