日々の切れはし 〜50才からの目線〜

平穏で静かで小さな発見がある。一見何と言うことはないこんな日々を積み重ねると人生というタペストリーが織り上がる。小さな日々の切れはしを誠実に積み上げていくことこそが幸せ。そして幸せになるための工夫、幸せのための時間を確保するための効率化、努力を精一杯。

まぁさまロス

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今日だけは、まぁさまと呼ぶことを許していただこう。

 宝塚歌劇創立100周年からのにわか歌劇ファンだけど、ファンクラブにも入っていないけれど。単語も真性のファンの方からみたら間違いがあるかもしれないけれど。(スミマセン)

昨日は宙組の千秋楽でした。イコール朝夏まなとさんの退団公演、大劇場最後の日です。

トップさんの退団公演に足を運んだことはありますが千秋楽ははじめて。

娘役さんのさよならショーは行ったことがあるけれど、トップさんのさよならショーははじめて。

13時開演なので、12時過ぎには到着。ブルーシートやパレードのためのテープが劇場すぐ外に貼られて尋常でない雰囲気。

すでにテープの前には人が並び(閉演までまだ5時間以上あるというのに)、大劇場入り口まで人が多すぎてたどりつくのが困難なくらい。

いざ足を踏み入れると、白白白の嵐。

一応私も舞台から見える部分の上半分は白のワンピースにしたけれど(全身白の勇気はなかった)、迷った紺のワンピ(イレーネの従軍看護婦衣装に形が似ている)はやめておいてよかった。

 9月25日は、まぁさまの日ごろの行いが良すぎるからと思うほどの快晴。半袖のワンピースで丁度でした。「神々の土地」は5回目の観劇だけれど、(あのロシアのコートの衣装に合わせているのか)クーラーが効きすぎるくらいだったのでストールも用意したけれど、結局会場の熱気で一度も取り出すことがなかった。

4回目の観劇の時はお隣のかわいい女の子がまぁさまが出るたびに泣いていたけれど、この千秋楽、まぁさまのアナウンスから拍手拍手、涙なみだ。

「神々の土地」は泣き所が多くて、退団公演でなくても涙がこらえられなくなるだろうに、上田久美子先生、酷すぎる才能です。

「クリスタルビジュー」、一番感動したのは、最後の黒燕尾の群舞のキメのところがいつもより長く長く続いたこと。まぁさまにスポットライトが当たったまま大きな拍手がなりやまず、オーケストラさん待っていてくれたんだと思う。

さよならショーの前の寿組長のまぁさま紹介で、スクリーン一杯に今迄の功績というか映像が流れた(ラインダンス時代からです)、2014年からしか知らないのでスカーレットやドラキュラが見られてよかった。

さよならショーは笑いがありすぎてまぁまかコンビが最高でした。ソーラン節、かなり後ろの席までまぁさまの客席降りがあって、今まで前の席が取れても、どういう訳がいつも客席降りの反対側に座ってしまう私なので、もちろん、握手もタッチもできなかったけれど、立ち見のお客さんまでライトがあたるくらい降りてきたのは、本当にお客さん思いだなと思いました。

北白川先生もトートも大好きで「最後のダンス」の前奏が流れたら総毛立ちました。

シェークスピアの「Will in the world」の時には、用意されていたペンライトをお客さんが扱いなれないまま何とか点灯して曲に合わせて振り、気づくと私は紫お隣は白で、紫白紫白と1個置きにライトの色が違うという芸コマ、用意したファンの人たちはすごい努力だったと思います。あの客席からの光はまぁさまにどう見えたのだろう、いつまでも目に残るといいなぁ。

私の左隣の席にはどうみてもヅカの人が座っていて、とってもお行儀がよくて、休憩時間には文庫本を静かに読んだりなんかして、もちろん無粋に話かけたりはしなかったんだけど、Will in the world の前奏でペンライトをいち早く点灯していたから、「やっぱりできる」と思っていました、ら、卒団式(正式名称わからず)の前に退席。

おけいこがあるのかしら、と思っていたら、最後のまぁさまへの花束贈呈で星組の紅ゆずるさん舞台に登場。さきほどのヅカの人が退席したタイミングとばっちり合いすぎてまさかと思ったけれど、さすがに客席にいたらわかる筈なので、気のせいと思っています。(でも考えるとそうかもと思う気持ちもあったり、もしそうならあんなに密かで賢そうで静かな人なのかな、静かに泣いていましたよ、拍手も静かでした。ペンライトを暗闇で正確にパチッとつけてましたから、賢さが伝わりました。違ったとしてもすてきなヅカの人でした。)

 卒業の緑袴4人の娘役が続いた後、ビジュアル的にも絶対燕尾だと思っていたら、黒の燕尾で登場、舞台の上では最後の最後までお客さん思いのまぁさまでした。(後で緑袴姿の写真を見たけれどその笑顔もすごくよかった。)

カーテンコールを何度もしてくれて、それもエリザベートの千秋楽のときからわかっていたけれど(退団者1名にまぁさまが寄り添ってのカーテンコールだった)。さすがに6回とは(時間的に無理で5回目で出た、歓声があがっていたからまた投げキッスしてたのかなぁ)

そんなこんなでドキドキで涙涙の退団公演は終わってしまい、まぁさまロスに悩まされております。

 (写真:5回の観劇記念のワインとカクテルのグラス、と千秋楽のペンライト

公演にちなんだカクテルはいいお商売だと思います。もっと売り上げて歌劇に発展あれ)