日々の切れはし 〜50才からの目線〜

平穏で静かで小さな発見がある。一見何と言うことはないこんな日々を積み重ねると人生というタペストリーが織り上がる。小さな日々の切れはしを誠実に積み上げていくことこそが幸せ。そして幸せになるための工夫、幸せのための時間を確保するための効率化、努力を精一杯。

華麗なる家出

 なぜかホテルの、それもオリエンタルスイートと呼ばれる角部屋にいる私。

一泊10万、それもGW中、にも関わらずベッドルームにダイニイングルーム、キッチンまで付いた部屋に案内された。

クラブフロアは好きな時間に行って飲み食いタダってのは知ってるけど、なぜにどうして、1人には勿体ないほどの部屋。

 

4月は激動だった。

入学式、始業式、子供の高熱、の看病疲れでヘルペス再燃、かろうじて治ったものの、次の日に腕全体がガクンと脱力し硬直した。

着物離れを心に誓った途端の着物友達の誘い(昨年あんなに誘っても乗ってこなかったのに)、「大きい人」と揶揄された着付けの先生へのレッスン再開。再開日は、嵐でおまけに子供が高熱だったので、これ幸いにとレッスン一緒に行くのを断ろうとしたら、順延して一緒に行きましょうときた。

 

腕の脱力は戻らないし、しびれもある。動悸息切れ。ホットフラッシュはないものの、これはれっきとした更年期障害だ。

私には来ないと思っていたが、実母がひどかったのを思い出した。

 

何とか子供も回復、着物レッスンも何とかこなした。この後はハードワークで機嫌の悪い主人の機嫌とり。

4月から5月は毎年中の悪い舅の誕生日が近いせいか主人の機嫌は最悪。昨年はことのほか酷かったが、今年は、祝ってもいないのに先に古希内祝いが届く。これはお祝いの催促?これに加えて舅そっくりな自治会長の夜間訪問にパワハラ。でまた機嫌が悪くなる。

 

で、主人と一緒にでかけると気を使って仕様がない。でかけた次の日は子供の学校の懇談会で、行きたくはなかったが、しぶしぶ出かけた。行く前から歯痛があり、色々考えて、集会の後のクラスでの懇談会は出ず、こっそり帰宅しようと思っていた。がいつも親しいママに合わないのになぜか隣に座り会話が弾み、歯はジクジク痛むがこの勢いで懇談会に出ることにした。懇談会は思案通り、全く面白くなく得る物もなく、親しくもないお母さま方と愛想笑いと謙遜で時間が過ぎた。歯の痛みはピークに達し、帰りの電車の途中の駅にある行きつけの歯医者に電話するも、GW中につき休診。よりによってGWの初日に歯痛に見舞われなんて。しかし、夕ご飯の準備はせねばらなるまい、早くロキソニンが飲みたかったが、自宅より一駅遠い百貨店に買い出しの為降りる。GW初日で、百貨店は人でごった返し、レジも長蛇の列。我慢してら並んでやっと次の番になったところで、前の人がややこしいカードを提示「失礼します」とレジに助っ人が入ったはいいが、精算途中なので、余計レジがややこしくなりもたつく、と、前の人、レジがもたつく間にカートを返しに列から離れた。思いの外早く精算が終わり、あろうことか次の番の私に「いくらになります」と、精算を促された。当然前の人の精算である。レジ係は前の人が途中で抜けたのに気づかなかったのだ。精算はされず、私の番も止まったまま。歯痛を我慢して1分の1秒でも早く済ませて帰りたいのにとんだ足止めである。やっと前の人が戻ってきてレジ終了。私の番になった。早く済ませるため「カードで。一括で」と言ったにも関わらず「カードですか?」「1回払いですか?」と度ごとに聞き返される。遠い目になりやっと帰宅。ロキソニン2錠(正規は1回1錠)一気に飲んで晩御飯作り開始。

機械に頼り何とか作り上げて薬も効いてきて、平和に終わるハズだった、が、自治会役員会から主人帰宅。四面楚歌だったらしく顔色はさえない、何とか踏みとどまっていたが、些細な子供の反抗で爆発。

次の日も子供はライブに出かけ、怒りは私に向き、いつもは我慢するが、この一連の疲れで私も言いたいことを言って収集付かず。

 

かくして、こっそり荷造りした私は、夫が二階にいるときにバタンと家を出た。

向かうは本日取れたホテルの1室。ダメ元で空室検索したら、目当てのホテルが引っかかってきた。1室168000円。クラブフロア。1名使用は10万円、セミダブルの部屋に案内される筈であった。

クラブフロアだからクラブラウンジでチェックインできる筈、と部屋着(主人が在宅なので余所行きに着替えることがでかなかった)に上着をはおりこれだけはブランド物のバッグ(でも格安のブランドよ)を引っ掛けた私は、不振そうに見るドアマンに「クラブフロア予約してるんだけど、そこでチェックインできる?」と聞いた途端、ドアマンがピッと姿勢をただし、「こちらへどうぞ」と案内される、案内されたクラブラウンジは、なぜか先に飲み食いができ、チェックインしていないのに、バンバンシャンパンを飲む。ゆっくり楽しんだ後チェックインへ。そして「広めのオリエンタルスイートをご用意しました」と案内された。奥の広いドアの横のドアから入ったので、隣はでっかい部屋なのねと思っていたらそちらも私の部屋だった。かくして、1人には余りに大きな部屋の、天蓋付きベッドの横のソファに寝転んでこの記事を書いているのである。

先程トイレに行くと、サウナまでついていて、びっくりした。f:id:minshika:20190428170155j:imagef:id:minshika:20190428170228j:image