日々の切れはし 〜50才からの目線〜

平穏で静かで小さな発見がある。一見何と言うことはないこんな日々を積み重ねると人生というタペストリーが織り上がる。小さな日々の切れはしを誠実に積み上げていくことこそが幸せ。そして幸せになるための工夫、幸せのための時間を確保するための効率化、努力を精一杯。

着物狂い

 着物関連の散財がとまらない。

以前の記事で、グローブトロッターを購入するか迷っていると書いたが、とうとう買ってしまった。しかも2つ。しかも21インチの同じサイズ。

 前から目をつけていたものでオークションで21インチのトロリーケースの値段が少し下がっていた。これ幸いとばかり即落した。届けはお盆前後になるとのこと。本当は帰省に使いたかったが間に合わない。色も形も気にっているし、お値段も安くすんだのでよかったのだが、これを購入した途端、本当に欲しかったものが浮上してきた。

グローブトロッターと千總がコラボしたサファリユウゼン。

着物、帯、草履をいれるオリジナルのケースもついてくる。お値段は通常の21インチより7、8万お高いが着物ブログを書いている人がこぞって購入していた。

お値段で二の足を踏んでいたが、限定品であるので(それも2年前の)うかうかするとなくなってしまう。日々のことを考えると着物をいれるケース一式がついていたら着物で帰省にもぴったりだ、まさにこちらの方が私の希望通りである。と考えとうとうオンラインショップから購入した。先に落札したグローブトロッターもあるので2つになってしまうが、手に入らなくなるのが怖かった。

そして本日オンライショップを確認するとSOLDOUTになっていた。最後の1個だったのかも。散財したけれど満足はしたのだった。

広告を非表示にする

すずめ

 すずめが好きである。

小学生のときに「すずめ御殿」(だったかな)というノンフィクションを読んで、すずめは人に慣れることを知った。

ずっと好きだったが、最近「すずめ」関連事が相次いだ。

1つ、行きつけの美容室のお客さんがすずめを保護して飼っているとのこと、大きな風呂敷包みをもったお客さんと駅であった美容師さん。鳥かごを包んで一緒に職場に通勤中だそうだ。すずめが慣れすぎていないとドタバタするらしい。

1つ、この夏新調した半幅帯、その名は「伊達もの」。ふくら雀と笹の図柄。「お客様にお似合いになりますよ」と迷った挙句店員さんの一声で購入した。

1つ、ふくら雀の帯に合わせようと、すずめの帯留めを3つ連続で購入した。

「すずめの会合」、「竹にすずめ」、「ふくら雀」。

 

 そしてとうとう、すずめ自体が我が家にやってきた。

ホームセンターの駐車場で、飛べないすずめを拾った。私の手のひらにすぐ収まった。急いで動物病院につれていった(野生の鳥をみてくれるところだ)。

翼は何ともなくて、神経で飛べないらしい(私も獣医のはしくれなので、こんな素人みたいな記述はしたくないが、おそらく脳震盪のひどい奴だろうと判断する。)。治るなら1週間ほど。

餌も給仕用のスポイドも栄養剤もいただき(野生の鳥は無料でみてくれた獣医さんだ)世話をする。

1日目は栄養剤を無理やり7滴ずつ晩に飲ませただけ。

鳥はデリケートだから、一晩もたなかったら絶望的である。

朝を迎えるのが怖かった。そして生きていた。

すり餌を作って箱(獣医さんにもらった小さな段ボール箱)から出した。まず栄養剤を無理やり7滴飲ませた。

すり餌をスポイドで食べさせようとしたが、捕まえられると恐怖心が伝わってあまり食べない。ためしに親鳥がやるようにスポイドの先に餌をつけるとついばんだ。

残りの餌は指先であげた。これも親鳥のくちばしからもらうよに指先をつついて食べた。3回ほどすり餌を足した。いくらでも食べた。

次の日にはすり餌をもってくるだけでかご(次の日鳥かごを買った)から出てくるようになった。まだ飛べなくてちょんちょん新聞紙をひいた床の上を歩き回った。左の翼がたれ下がっていて気になった。飛べるようになるのかわからなかった。もし飛べなかったら飼う覚悟だった。

しかし、徐々に翼の位置が元通りになり飛べるようになってきた。

昨日、日にあてようと鳥かごを外に出したら、急に眼に光が宿り、外に出たがった。そして私に慣れていたのが、怖がるようになった。戻ったのだ。

 

そして今日、朝5時に鳥かごを外に出し、扉を開けた。数回鳥かごの上の部分にあたって出ようとしたが、すぐ扉から外に出て行った。

心配したよりも高く飛んで隣の畑へ消えていった。

 

広告を非表示にする

オリエント

 着物がぴっちり入るコロコロを探している。母の着物でお直しやら羽織に加工やら、着付けの先生に見てもらう着物を運ぶためだ。

色々調べると、グローブトロッター21インチがしっくりくるらしい。

今日早速実物を見に百貨店へ。

思っていたグリーンやグレーは店頭になく、代わりにアイボリー、ネイビー、オレンジ、ブラウンがおいてあった。

持ってみていいなと思ったのはコロニアルブラウン。しかしヌメ革のベルトといい、ゴールドの留め金といい、何となく高級趣味な感じ。シンガポールで買ったTUMIのスーツケースがお気に入りな私には似合わない感じ。

着物を運ぶものはいるのだが。

つれづれにグローブトロッターのサイトを見ると、オリエントと銘打つシリーズが。何とも言えない色の漆をほどこしたスーツケース。

オリエント、名前がしびれるな。

オリエント急行を思い浮かべるのは、もちろんクリスティファンだから。

いつかいつか乗ってみたいと思ったが今はなく、オリエンタル急行ならあるらしい。

それでも良いと思ってはや30年。今や長期旅行はいけない身。せめて瑞風なる豪華列車に乗ってみたい、いや乗るつもり銀婚式に。

その時には、オリエント、持ってみたい。

広告を非表示にする

今日思い浮かべたこと

 あるブロガーさんの勉強会に行ってきました。

その中で30秒間だけ自分が思い描く理想の生活を考えてみてください。

と言われてイメージました。

ばーんと大きく出てきたのは家でした。

家の中でダンナ、子供、犬、猫がのびのび明るく暮らしているイメージ。

すっきりした家の中と、何よりおいしくて栄養のあるご飯を用意する。

それこそ、自分が目指しているものだと再確認しました。

その理想の生活のために、時間をお金を使わなければならない。

 

現実は、といえばshopping addictionでPCや携帯の画面を眺めてはポチ買いを繰り返し、買ったものを売り、また買い、購入資金のための財テクをし、そのための情報を集め各所に口座を作り、閉鎖し、また開設しを繰り返し。

子供が帰宅しても頭の中は、さっき見た洋服を買おうか買おまいか悩んでいる。

でごはんを片付けが終わったあと、再度どの洋服を画面に映し、たいていは購入してしまう。

 

しっかり今日イメージした理想の生活が送れるように進んでみよう。

 

それからブロガーの方の質問に答えるコーナーで

「物欲はないですか?」という回答は「自分で選んでこの生活をしているので、ないです。」ときっぱり答えていたところがとってもうらやましかったです。

自分で選び取る生活。

他人軸を取り外し、自分や家族のために。使おう、時間を。

貯めようお金を。

散財の後で決意

 1つ前の記事で大散財をしたことを書きました。直後はアドレナリンがでて、事に肯定的でしたが、順番に帯留やバッグが届く内、なぜこんなにもお金を使ってしまったのか後悔し始めました。もちろん、購入してよかった品物もありますが、どう見ても値段不相応な物もいくつか。特に金額が高いもの程そう感じる傾向がありました。カード支払いを含め100万ほど貯蓄額を減らしてしまいました。

自分で決めたこととは言え何だかショックです。これからは何も買わないぞと思っているのですが買い物サイトを検索するのがやめられないのでハードルは高そうです。

従って、失くした100万を回復するまで使わないという事を決意しました。

もう今月は、1日から始まったセールで使ってしまっていますし、誕生月は大体自分に甘いものです。ですので8月からとすることにしました。ひと月25万ほど収入がらあるので4ヶ月分。8月はボーナスがいただけるので、2ヶ月分貯まります。よって、8、9、10月を全く使わなければ回復できます。

3ヶ月なのでがんばれそうですが、10月は歌劇を観劇する集まりが開かれるのでその時の服が悩みそう。

いっそのこと着物で行けたらいーなぁと思うのですが、先日こう言った集まりで着物率が余りに低かったので思いとどまりそうです。

広告を非表示にする

50歳前の小勝負

 50歳目前を控え、50歳と銘打つ書物を手当たり次第読んでいる。

50歳ファッション黄金セオリー (地曳いく子著)

50歳、おしゃれ元年。(地曳いく子著)

50代からのおしゃれバイブル(西山栄子著)

池田重子 美の遍歴

遅く咲くのは枯れぬ花(池田重子著)

 

 圧巻なのは、池田重子さん。

ジャスト50歳で「時代布と時代衣装 池田」をオープン。

旧財閥の奥様の残した運命の帯留との出会い、慰謝料として家を買うために持っていたお金を費やして畳20畳分のすべての帯留を買い上げた。(当時で800万ほど現在ではウン千万でしょう)。

帯留に合う着物や帯を求める内、「池田重子コレクション」と評されるすてきなコレクション展を開催するまでになった。

「池田重子コレクション」が丁度今月開催されていて、終了まで5回見に行った。

宝石を使った見事な細工の帯留

その帯留を活かすような着物のコーディネートの数々。溜息がでる。

 

すっかり魅了されてしまい、私も同じような帯留がほしくなった。

コレクション展と同時に出店していた「時代布と時代衣装 池田」屋さんで瑪瑙の帯留を買い求めたがまだお値段はかわいいもの。

隣の古美術商で翡翠帯留にひかれ「これを見せてください」といったが最後購入に至った。購入の際、値段を一桁間違えていて背中に冷や汗をかいた。でもまだまだ池田コレクションに比べたらかわいい値段。

 

オークションサイトを調べる内にコレクションと同時期(大正から昭和初期)の帯留を出しているお店が目についた。かなり似ている。

毎日サイトを眺める内に、とうとう本日気になった帯留9点を一気に競り落とす。

合計額58万円。

私にとってはドキドキする金額だが、池田重子さんの人生の大勝負に比べたら、小勝負くらいだろう。

 

おまけに、豪奢な着物の細かい手作業の刺繍を見続けたせいか、今まで見向きもしなかった刺繍を施したバッグに目がいくようになった。

青い孔雀が刺繍されたあるブランドのバッグ。

数日逡巡して、帯留の勢いで今日買い求めた。

 

しめて本日の散財代金78万円。

さすがにクラクラした。

 

 

 

 

広告を非表示にする

運命の服

 1個前の記事で書いた美容室で雑誌を読んだ。

店主と相性がいいのかいつも会話が弾む、弾んだ中で読んだ雑誌はことのほか興味深く感じる。雑誌にはプラム色のリネンのブラウスと茶色のパンツのコーディネートが印象に残った。

さて、高揚した気持ちのまま美容室近くのモールを歩く。

リネンのブラウスのメーカーは覚えていたので、店を探すとモールの中にあった。

店に入った瞬間そのものずばりのブラウスが目に飛び込んできた。私が店に入った方向にまるで私に見せるがごとくそのブラウスが掛かっていた。

余りにタイミングがいいので、少々戸惑い他の服も見ることにした。

しかしそのブラウスの前に再度立ち止まる。

かわいらしい店員さんが寄ってきて「ご試着されますか」と聞く。しかし試着せずとも入りそうなサイズ感。ピンクめいた色は最近購入していないので念のため「別の色はありますか」と聞いてみる。色違いで4色ほどあったが、その色以外全部売れてしまったと店員さんが答える。即断。ほかに気になったブラウスもう1着とネックレスを買う。

包んでもらっている間、ショーケースに入った時計をみると、以前から気になっていた腕時計がおいてあって愕然とした。時計は何個も持っているのでさすがに買い控えたが、帰宅してからネットで検索すると売り切ればかりで、あの店にあったのは珍しかったようだ。

さて肝心のプラム色のブラウス、家で着てみた。ジャストサイズジャストな雰囲気。

ちなみにネットでは予約商品で来月中旬にしか購入できない。あの日あの場所で買うべき服だったのだろう。

 

広告を非表示にする