日々の切れはし

平穏で静かで小さな発見がある。一見何と言うことはないこんな日々を積み重ねると人生というタペストリーが織り上がる。小さな日々の切れはしを誠実に積み上げていくことこそが幸せ。そして幸せになるための工夫、幸せのための時間を確保するための効率化、努力を精一杯。

清々するんだろうな

 着物関連の出費が相次ぎ、年初に立てた貯蓄計画私分は、大変なことになっている。

一年で使ってもよい金額を2ヶ月で超えてしまった。

 帯留に取り憑かれ、オークションサイトをチェックする癖がついてしまった。昨日もダックスの帯留を落札するまで入札し続けた。落札するという意志があれば大概できる。

粘り強く少しずつ値を上げていくのだ。

めでたく落札できたが、はて、この帯留自体、そこまで価値があるものか。

アンティークのものはビックリするぐらいの値段がつく、上限は決めているが何度も落札すると合計額が。

 

モノを減らして来たのに、着物関連の物だけ増え続けている。

この際、もう着物を着ない、全て処分したら、それはそれは清々するだろう。無駄遣いも減るだろう。

いつかはそんな時が来るんだろうけど。

モノはヒトを選ぶ2

 さて、後日談?

ミナの帯は手に入らなかったが、同じ日に問い合わせをした帯がある。

猫の帯だ。猫の帯は多数あるが、ピンときた帯を問い合わせた。

一昨年のお店の写真には出ていたが、最近では出ていない。もう売れてしまったのかと半ば諦めていた。

しかし在庫はあるという、そして、東京のお店だがちょうどこの春にこちらで展示をするという。展示は贔屓の百貨店。

これ以上ない位のタイミングだ。

(ミナの帯は近くで展示されていたこともあるがことごとく時期がずれていた。今後もないという。)

 

モノはやはりヒトを選んでいるのではないかと思った瞬間であった。

モノはヒトを選ぶ

 距離を置いていた時代物の帯留熱が再燃して、オークション落札の日々。アンティークなだけにポカをつかむ場合もある。距離を置いていたのは、そのためだ。しかしインスタ写真に帯留めをすてきにコーディネートしていたり、時代物の帯留のアップの写真があるともうダメで、今まで見向きもしなかった蝶の帯留が気になったりクォーツや金工のものが気になったり。挙句、かなり散財したがすべて手に入れた。この1か月で手に入れれなかったものはなかった。

 

一旦帯留熱が落ち着いたところで、またミナの帯への回帰である。

1月はミナの名古屋帯を購入したばかりだが、気軽にできる半幅帯があったらと思っていた矢先、ミナのニュース。

callでミナの生地を使った半幅帯を販売するという。callは通販は不可。会期が終わって在庫があれば、制作元に問い合わせるようにとの助言。会期中は行くことができないので、その帯を使ったコーディネートを飽くことなく眺めた。普通の半幅帯の値段の1.5倍から2倍ほどするので慎重に1つを選んだ。いやいやミナの生地を使用する帯なんて今後手に入るかわからないし、同じ生地を使ったオリジナルバッグと持ちたかったりするのでそれも購入?と自分ではかなり盛り上がっていた。

メールも出した。電話もした。

しかし、通販は不可とのこと。

大きく膨らんだ風船ががはじけた。

 

その帯は私を選ばなかった。

 

思えば私はなぜその帯が欲しかったのだろう。

ミナの帯をつけている自分を演出したかった。ミナファンが集う直営店にほかのファンとは違った私を見せたかった。それを見透かされたかのように、帯は手に入らなった。むしろすがすがしい。

今年はお洋服を1枚も買わない決意(再)

「再」としたのは、2015年にこういった記事を書いた記憶があったのですが、みつからないので、別のブログだったのかな。 

昨年の衣服費は600万円でした。洋物と和物で半々ほど。洋物は例年より少し減りましたが和物が嵩んで、過去最高額となりました。(多分生まれてこのかたレベル)。

600万があったら今頃は2000万達成だったのに。

よって、今年こそは「お洋服を1枚も買わない」決意を。

2015年に同じ決意をし、3月までは全くと言っていいほど買いませんでした。(下着とかは買いました)。しかし4月にリカちゃん人形限定版を見てしまい、洋服ではないからいいだろう、ちょうど楽天銀行金利もついたしと言い訳して買ってから止まらなくなり、4月にどんと増え、そのままとどまることを知らない額に。

ある年はミナペルホネンを買いあさり、ポルテデブトンに100万ほど使い(今はほとんど手元にない)、昨年はヤフオクで時代ものの帯留めを買い50万ほどとんでから、着物物に目がなくなり買いあさり、その時々で散財をしてきました。

衣服費がなかったら、もっと貯蓄できているのに。

で、買わない決意。

まず1月、いつもチェックしているブティックのセールが始まります。

目をつけていたパンツ2色買いしてしまうかも、とドキドキしてのぞいたら、なんと今年のセールはショボくて(ごめんなさい)、昨夏のものを再度セールに出してる感じ。季節もあっていないし、目をつけていたものは全然セールになってないし、よかったー。とまずクリア。

もう一つよく買うブティックはスタッフの都合でオンラインショップが閉じられたまま、ネットで買えないシステムになっていて、これもよかった。

これはやはり洋服を買わないようにと神様の思し召し。

で、4か条

1、昨年のものを大切に着て、新しい洋服は買わない。

2、着物は夫に買ってもらうべし

3、ミナペルホネンの来シーズン予約会には行かない。

4、洋服買うならヅカへ行け

 

昨年の反省からです。

衣類600万に対してヅカ代50万(これも過去最高額だった)。

あんなにヅカのチケットをオークションで散財したのに衣服費の12分の1.

で、4の洋服買うならヅカへ行けとなりました。

ヅカに行くといい気分だし、カクテルも800円だし。ランチ贅沢しても2000円だもんね。

で、あまりキツキツにすると反動が来るので、

1の例外:ミナペルホネンのノースリーブワンピに合う薄い色のリネンカーディガンなら買ってもよい。

理由:2018SSでミナのワンピースを予約してしまい、ノースリーブゆえにさすがにカーディガンがいるため、これもワンピを着るためなのだ。

SiSiSicomfortのリネンのノースリーブワンピースなら買ってもよい。

理由:昨年ほぼ毎日来ていたこのワンピ、同じ物は出ないそうだが、リネンのワンピを出すそうなので、毎日着るためにはもう1着いる。

ちなみに、昨年の1着は温存。よそ行きは、MHLのリネンワンピを温存(というかzozoUSEDを行ったり来たり)。

なので、今年買ってよいお洋服は2着になるので、昨シーズンのものは売らずに大切に着よう。

 

タカラヅカスペシャル 2017

 今日は、タカラヅカスペシャルの日。100周年からのにわかファンなので、タカラヅカスペシャルを知ったのは、まぁさま退団後。でもみりおくんが大好きだし、だいみりの並びも観たい。コンビ替えのダンスやパロディも観たいなあと、チケットは必死の思いで、死守。

いざ感想は。

-専科、トップ、2番手3番手が並ぶと贅沢過ぎて誰を見たらよいかわからない。食事に例えれば、キャビアにファグラ、伊勢海老、フィレステーキと言った具合。

-各組のトップが並ぶとそれぞれ性格とか個性が出てて面白い。(りょうくんのいじられっぷりとか、みりおくんの天然ぶり、大門のソツのなさ、真風くんの少し引き気味感とか)

-娘役トップさんはみなさん本当に歌がうまい、こなれていたのはやっぱり愛希さんだけど、星風さんも負けていない。希帆さんはダントツ高音。

-各組シリーズは、今年の舞台の歌がたくさん出てきて、月組以外全部見たので懐かしかった。月組さんもクリスタルタカラヅカはわかったけど。宙組の神々の土地やクリスタルビジューの歌がでて、まぁさま退団を思いしんみり。星組さんは大劇場公演が終わったばかりで、さぞ大変かと思いきや、一番乗ってました。公演後の流れの方がいいのかもね。

雪組さんの人達が一番わかったよ。この公演から贔屓になった朝美さん、よくわかりまくり。端でも目立ってた。

並びはりょうくん、大門、みりおくん、真風くんが好きでした。そしてトップ全並びは、私はみりおくんに目が行きました。宝塚メイクがあんなに似合って、素顔もかわいくて、仕草が天然でカッコいいんだな、やっぱり人気があるのに納得です。来年は、ポーの一族、元旦から観れるなんてうれしい。

タカラヅカスペシャル、個人的にはやっぱり大劇場の人数とお稽古の賜物の方が好みですが、ファン大サービスデイなんでしょう。

梅芸は、座席が大劇場と違うので散々どこがよいか検索したけど、6列目から段差がつくので、これ以降が見易いかな。来年は友会で当たりますように。

 

ひとり映画

 基本映画は、1人で観る。

今日は子どももダンナも遅いというキセキ的な日なので、映画を観ることにした。

レイトショーまでは無理だけど、その一歩手前の夜の時間。映画観る前も観た後も真っ暗というシュチエーション、何年振りだろう。

アマルフィ以来だと思う。

うきうきっとして2人シートを二つとも予約した。隣に気兼ねなくゆっくり観たいからね。

オリエント急行殺人事件

そして、堪能してきました。

私の前の席のおばさまも二席どかんととってた感じ。大人の贅沢です。

昔風の感じがとてもよい。

ポアロのフランス語訛りの英語がすてき。ドイツ語で尋問する場面も。ヨーロッパって言語が入り乱れて言語に国境がない感じがカッコいいなあ。歴然と人種差別まがいのセリフも多いけど、最高級のサービスを提供する時代がうらやましい。サービスは人だから。 

ミナペルホネン争奪戦

 クリスマスを前にミナペルホネン メッツァ(オンラインショップ)で毎日のように新着商品がある。そして見る間に売り切れて行く。

本日12時からタンバリンのクッションが売り出され、3時間を立たない内にブラウンを除く3色が大小とも完売。現在に至っては、ブラウンの大のみ購入可能。私はグリーン小2個をカゴに入れたが会計直前で1個しか在庫がないとアラームが出た。私が会計をもたついている間に誰かが1個購入したのだろう。オンライン上での争奪戦。

最初は高いなと思っていたミナペルホネン、段々ハマってくると麻痺してしまう。なんてことないワンピースやコートが10万以上する。せめてテキスタイルだけと思うと小さなバッグが4千円超える。ほぼ生地の良さだけで、ほとんど容量は入らないしエッグバッグに至っては使い勝手が悪すぎる。一方で大好きなパニーニはエッグバッグと余り変わらない値段で裏生地もポケットもついていて、ポケットにはボタンまでついている。裏生地は中身が見えないようにかぶせるくらい大きい。肩にかけられるし申し分ない。

今年のクリスマスはパニーニがたくさん出て親類へのプレゼントを含めてほぼ全種類買い占めた。直営店でオープン前に配布される整理券を求めて行ったのに上には上がいて11番だった。1番の人は9:45に来たそうだ。私は11時だった。

昨年意外に好評だったメンズのソックスのプレゼント版。今年は衣類のセットで2万を超えるので断念した。

タンバリンのクッションも見ているだけがみるみる在庫がなくなって行くのをみて、ブラウンを追加注文した。した途端ブラウン小は完売。最後の一個だったようだ。こうした時、生きがいを感じてしまう。

発端は、直営店にぶらりと寄ったら整理券が配布されピースバッグを購入することができたことから。ぶらりと寄ったのに限定品を手に入れた嬉しさでハマってしまったと言ってよい。正直、前の番号の人がお目当てのバッグを手に取るとヒヤヒヤしてしまう。後ろの番号はどんなことがあってもじっと我慢の子でいるしかないのだから。前の人が選ぶまで、時間も無制限。大体は何色かあってみなさん悩みに悩む。サーモマグの時は3色しかないので楽勝だろうと思っていたが1時間待った。